2009年7月の日記:[以前の日記]
 
 
7月30日(木)
 
 
J-WAVE TOKYO MORNING RADIO生出演→TFMトランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ収録→桑山哲也君とリハ

 朝の生番組である。なので、早朝にスタジオ入りしなければならない、ということで、わざわざホテルをとったのに、朝4時半に目覚めてしまい、そのまま寝られず。スッキリしない気分でスタジオ入り。しかし、おかげですでに十分「起きて」いたせいか、演奏はちゃんと出来たのであった。短い出演時間だったが、宣伝になったかな?
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.htm
 で、お次は半蔵門のTOKYO-FMに移動。TFMは随分久しぶりだ。一時インストものがFM界で干されていた(らしいです)せいではないかということなのだが、そんな状況だったなんて、全然気がつかなかった。。最後にショーロクラブでTFMに出演したのは、今は亡き羽田健太郎さんのライブ番組で、ハネケンさんのダジャレはひどかったなあ、などと、思い出話をする。番組は「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」という音楽専門デジタルラジオの番組。ナビゲーターは田中美登里さん。ショーロクラブのデビュー以来お世話になっている方である。1時間出ずっぱりの番組で、トーク、生演奏、CD、全部アリ。
http://www.musicbird.jp/land/twmw.html
 終了後、目黒のスタジオに直行。桑山哲也君のレコーディングの最終リハ。結構練習しないといけない部分がありそうなのだが、時間が無い。またどっかのホテルの部屋で朝練するしかないのかしら。
1248967961.jpeg ナビゲーターの別所哲也さんと、朝の光を浴びつつ記念撮影。

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7月27日(月)
 
 
8/8ショーロクラブで、情熱大陸コンサートのためのリハ。のち横浜黄金町「試聴室その2」でライブ
 
 スタジオにつくなり、沢田穣治「気分悪い・・」。ちょうどスタジオが改修中で、ペンキのニオイが立ちこめていたのだが、幼児期のトラウマで、ペンキのニオイがダメなのだとか。で、急遽スタジオにお香を焚くことに。
 お香の香りがスタジオに充満するまでラウンジで待っている間に、「情熱大陸」のような一般的なファン層の集まるところで、どんな曲をやればウケルのか、というハナシに。結論としては、ショーロクラブの楽曲の中で、我々が「分かり易い」とか「わかりにくい」とか分類したところで、巷の人達にとっては同じようなモンだろう、と。それよりも、我々に欠けているのは「ほほえみ」ではないか、という、大変本質を突いた結論に達したのであった。
 その後、宗教の部屋のようなニオイの漂う中リハを終え、横浜「試聴室その2」に移動。本番では、演奏後に必ず「にっこり」することを心がけたのだったが、おっさんが顔を見交わしながらニヤニヤしている図は、気持ち悪いだけではなかったか、という懸念が、今も消えないのである。
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1248753576.jpeg 本日は「ブラジル映画祭」で上映されるドキュメンタリー映画の撮影が入っていました。

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7月26日(日)
 
 
手嶌葵レコーディング二日目

 本日は、加瀬達(B)服部正美(Ds)ヤマカミヒトミ(Fl)で1曲。途中から鬼武みゆき(P)にも参加してもらってもう1曲、という流れ。
 良く解釈すれば「全面的に信頼されている」ので、事前の打ち合わせ、ということが殆ど無いのが、手嶌さんのレコーディングの時のスタイル。なので、当然アレンジを施す過程で、もともとの形とは違う部分が生じてくるワケだが、その日になって急に構成や雰囲気が変わる、というのは、手嶌さんにとっては結構大変だったんじゃないかと思ったのでした。
 それと、譜面を読んだりコード進行をアタマに思い描いたりしながら演奏が出来ないという、ミュージシャンとして根本的「欠陥」のある僕にはあんまり実感が無いのだが、今日のキーは随分「危険」なキーだったようで、鬼武さんにも随分苦労をさせてしまった模様。みなさん、すいませんでした、と言いつつ、少し時間をオーバーしたところで、無事終了。10月発売予定、とか。
1248753523.jpeg 加瀬さん

1248753524.jpeg 服部さん

1248753525.jpeg ヤマカミさん

1248753526.jpeg 鬼武さん

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7月25日(土)
 
 
手嶌葵レコーディング初日

 今回は3曲のサウンドプロデュース依頼。年に一度、手嶋さんの「侘びさびボイス」を楽しめるのは、うれしいことである。
 今日はギターとのデュオでの1曲。この曲は某超有名女優の初期の映画のサントラから、とのことだったのだが、凄くいい曲なのに、誰もカヴァーしていないのだとか。ハナシによれば、その映画作品自体が、余り評判が良くなく、映画史に残らなかったので、ということなのだが、音楽というのは、しばしばそういうことがありますなあ。
 いくらいい曲であっても、条件が整わなくては、「隠れた名曲」で終わってしまう。映画だけではなく、例えばインディーズ系のアルバムの中の作品などにも、そういう例は多いと思う。ブラジルの歌手の中では、「シンガーソングライター」と「歌手」の2種類が、わりとハッキリと棲み分けをしているが、日本では70年代を境に、「歌手」の居場所は、演歌や民謡ぐらいにしかなくなってしまったのではなかろうか。エリス・レジーナのように、無名の若者の作品の中から光るものを探し出して自分のレパートリーに加え、そのことでソングライター全体の質を底上げ出来るような、凄い「歌手」の存在が欲しい。
1248753843.jpeg お兄さんなんだって。
な〜んだ。

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7月24日(金)
 
 
成田空港のBAY-FMサテライトスタジオにて、EPOさんの番組出演お手伝い。のち新宿にて桑江知子さんと伊勢丹イベント出演。

 成田空港は久しぶり。随分海外に出ていなかったのだと気づく。本日は、その成田空港を2ヶ月に2回は通過してアメリカにお勉強に通っているEPOさんの、「AQUA NOME」キャンペーン絡みのイベント出演のお供。演奏は2曲(うち1曲は4曲メドレー)だったが、早い時間の生放送、という慣れない環境だったこともあって、何が何だかよくわからないうちに、演奏終了。そのまま成田エキスプレスで新宿へ。
 こちらのイベントは「伊勢丹新宿店  第15回めんそ〜れ〜大沖縄展 オリオンビアフェスト イン イセタン」という長い名前がついているのだが、言わば「沖縄物産展+屋上ビアガーデン」といったカンジのイベントであった。会場の状況は、まるで「リトル琉フェス」。上品な伊勢丹の6F催事場と屋上ビアガーデンだけが、なんだか強烈に「ウチナー」状態に。人出と湿気の凄さで、またもや何が何だかわからないうちに、演奏終了。
 終演後、まだ開いている物産展の方の売り場ゾーンを、お酒のコップを持って徘徊する桑江さん(考えてみれば、そうとう異常な「絵」ですが)に、あちこちの売り場の人達が「おつまみにどうぞ!」と言いながら、爪楊枝に刺した試食品を差し出していた。これも人徳のなせるワザ、と言うべきか。
1248450987.jpeg やっぱ、ちょっとヘンかも。

1248450988.jpeg 某店ディスプレー3
買うちくり〜。

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7月23日(木)
 
 
ショーロクラブで読売新聞の取材

 読売新聞の取材で、何年ぶりかで大手町の読売本社へ。インタビュアーの記者さんは、相当トリロジアを聞き込んでいただいていたようで、いろいろハナシがはずむ。先月から、何度も取材を受けているが、インタビュアーのスタンスによってこちらの言うことも微妙に違っていたりして、なかなかおもしろい。相手が巧みだったりすると、随分オフレコ風なことまで話してしまうこともあり、あとでヒヤっとしたりする。そうでなくとも、大体において随分下品なしゃべりをしていたりするのだが、書かれているインタビュー記事は、実際よりも上品な表現になっていたりする。ありがたいことである。
 というワケで、今読めるモノを、下記にいくつかご紹介します。書店で見かけたら、ご覧ください。

ジャズ・ライフ 8月号 ( 7月15日発売号 )
ラティーナ8月号 ( 7月20日発売号 )
CD ジャーナル8月号 ( 7月20日発売号 )

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1248358797.jpeg ←ジャズライフ

すいません。クリックしても大きくなりません。
興味のある方は、買って読むか・・、

1248358798.jpeg 立ち読みするか、してください。

←ラティーナ

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7月21日(火)
 
 
桑山哲也君とリハ

 ボタン式アコーディオン奏者桑山哲也君の、企画モノレコーディングのお手伝いをすることになり、本日は一回目(二回しかやらないけど)のリハ。今回は、基本的にアコーディオンとギターとのデュオのみでの録音となる方向。僕は、かとうかなこちゃんとの経験があるので、どんなことになるのか或る程度想像はついていたが、桑山君はギタリストと本格的にやるのは初めて、とのことで、スタジオも10時間も押さえてくれていたのであった。で、あっさりと4時間ぐらいで終了。
 桑山君とは、知り合って10年以上になるのに、ライブで部分的に一緒になったり、単発のレコーディングをお願いしたり、みたいなことばかりで、全面的にがっぷりやるのは初めてなので、楽しみである。

 で、さあああ、いよいよショーロクラブ「Trilogia」が発売になります。宜しくお願いしますよ〜。ちなみに、9/5パーシモンホールのチケットも、まだまだいっぱいあります。しかし、何が起こるかわからないっ。91年の「ショーロクラブ2」のサントリーホールのリリースライブの時は、テレビで紹介されたとたん、チケットがあっと言う間に売り切れて、「どーせ売れまい」と思ってチケットを買っていなかった人達は、結局コンサートに行けなかった、という「悲劇」もあったのですっ。18年ぶりに、そういうことが起こらないという保障は無いっっ。
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1248198523.jpeg 某店ディスプレー1

1248198524.jpeg 某店ディスプレー2

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7月18日(土)
 
 
松原市Ks2にて、かとうかなこライブ

『ワールドミュージック イン K's2』と銘打った対バンイベント。先に出演したAnwishさんは女性歌手とギタリストのユニット。随分とハイレベルな演奏に感心しているうちに、こちらの出番に。
かなこちゃんとは正月明けにレコーディングをやって以来、ライブとなると、去年の秋以来だったであろうか。流石に「ココロは覚えていても、カラダが忘れている」部分が多くて、調整に苦慮しつつのステージとなってしまった。
 それでも苦心を重ねつつ、なんとか崩壊せずに進行。ところが、アンコールになっていきなりかなこちゃんに「ムッシュ・フードゥードゥー出来ます?」と、予定になかった曲を提案され、まー、昔あれだけやった曲だから何とかなるだろう、と思って始めてみたら、見事にマダラボケ状態の演奏になってしまった。普段あんまり意識はしてないが、やっぱり難しいことをやっているワケで、そう簡単にはいかないのだゾ、ということを、お勉強させていただいた。
 でも、問題のフィンランドの曲「Ahama」は、二日目にしては上出来だった。今回の一番の収穫はこの曲。
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7月17日(金)
 
 
大阪にて、かとうかなこリハ、その後FMcocolo出演。

 かなこちゃんと大森ヒデノリさんとのリハ。久しぶりだったのだが、今回かなこちゃんが持ってきたフィンランドの曲で、多いに盛り上がったリハに。明日の松原市でのライブでさっそくご披露する予定なのだが、うまくいけば、相当イイかも。(ダメだったら、ゴメンなさい。)かなこちゃんと大森さんのコンビは、究極に性質が正反対で、見ていて大変楽しめるのである。
 その後CHOVE CHUVAチームにお世話にただき、FMcocolo「Earth colors ~portoguese edition」出演。Rogerioさんとのトーク。演奏の無い出演は、ラクでいいなあ。で、最後は、chove chuvaチームと、いつものお店でウダウダ。
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7月12日(日)
 
 
近江楽堂にて、EPO ヴォイスヒーリングライブ

 ご存知のとおり、EPOさんはヒーリングのプロでもあり、この企画は普通のライブとは違う、音楽パフォーマンスをヒーリングに活かす試みである(と、僕は理解したんだけど、違ってたらゴメン。)。そういうワケで、普段のライブとは随分趣の違う雰囲気で始まったのだが、最後は通常のライブと同じような展開で終わった。今回は趣旨も周知理解され、パフォーマンスとしての集中度も高く、成功した催しになっていたのではないかと思う。近江楽堂は独特のエコー感があって、ギターを弾いていても、凄く気持ちが良いのです。
 これにて月アタマからの「死のロード」もやっと終了。腰痛は起こるわ、目の下のクマは取れんわ、と、ボロボロ状態になったけど、取り敢えず最後まで楽しく集中度高く演奏することが出来た。金賞モンだぁ。
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7月11日(土)
 
 
吉祥寺strings にてコーコーヤライブ

 ここのところ疲れが取れないままで朝を迎える日々で、起きても練習などする状況ではなく、そのまま会場入りして、サラっとリハを終了。そのまま本番だったのだが、それでも演奏はイイカンジに行けるというのは、エライ。(エライのは僕ではなく、お嬢様方の方ですか。)

 ところでライブの最後の方で、お客様から「笹子さんがソロを弾きまくるような曲は無いのですか?」というご質問をいただき、思わず「ありませんっ」と冷厳と言い放ってしまったのですが、言葉が足りませんでした。
 僕は20代の半ばに、ソロや「目立ち系」パフォーマンスに不向きなタチ、と、自分のことを見切ってしまったので、必要最低限のこと以外は、そっち系のことはしないのです。そもそも、音楽のグルーヴ感やコード感を握って、その音楽の根幹の部分に居座るのが趣味だったので、なるようにしてこういうスタイルになったと思っております。
 ただ、そういうスタンスのギタリストは殆どいない(ギタリスト族というのは、僕の観察によれば「目立ち」「オタク」のどっちかが圧倒的に多い)ので、こちらの特性が業界内に周知徹底されるまでは、本当にしょっちゅう上記類似のリクエストを浴び続けたため、当時の鬱陶しい気分が条件反射のように浮かび上がってきて、つい一瞬「戦闘モード」に入ってしまいます。修行が足りんですね。すいませんでした。

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7月10日(金)
 
 
午後、asahi.com取材、夜は国立「NO TRUNKS」にて、ショーロクラブのライブ

 西荻でのasahi.com取材のため新宿駅で乗り換えていたら、ホームでおじさんが倒れていた。ビックリしたのは、誰もそれが見えないかのように無視してるんですよ。どう思います?取り敢えず駅員に知らせてケアされるのを確認してから、西荻へ。インタビューは旧知のNさん。まったりと本音トークを。このインタビューの掲載は、時期・長さとも未定なんだそうで、ネット世界ってのは、やっぱり活字世界と違うんだねー、というハナシに。
 夜は国立に移動してシブいジャズ喫茶風のお店「NO TRUNKS」へ。これで「新曲披露ライブ」(いつのまにか「試運転ライブ」から名前が変わっております。思えば、大変評判の悪いネーミングでした・・。)も、残すところあと一回。ここから先は、イベント、地方でのライブ、9/5のレコ発コンサート、である。

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7月9日(木)
 
 
六本木STBにてaminコンサート

 或る程度のキャパでの「コンサート」は、僕が関わってからは初めてである。昨日のEPOさんのコンサートもそうだったのだが、今日のaminさんのライブも、今まで溜めてきたことを「社会」に披露して今後の飛躍を目指す、という、大きな目標を抱いたリキの入ったもので、こちらの責任も重大だけど、演奏者やスタッフのテンションも高くて、やりがいがあるのである。
 メインのメンバーは、マンドリン&ギターの有田純弘さんとヴァイオリンの江藤有希との3人。超軽量サウンドでどこまで音楽を広げられるか、という、僕の得意のジャンル。更にゲストとして、ピアノの妹尾武さんと二胡のジャー・パンファンさんが入ったのだが、彼等とのコラボも、120%満足の行くものであった。
 ・・・・、要するに、面白いことひとつ書けない程に、大変満足の行く一夜であったワケだ・・・。

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7月8日(水)
 
 
青山円形劇場にでEPO「AQUA NOME」レコ発コンサート二日目

 初日のあと、というのは、結構難しい。取り敢えずひとつの「座標軸」みたいなものは初日で構築出来ていて、さてどっちに向かうか、というのが「二日目」なのである。取り敢えずメンバーは概ね昨日よりリラックスしていたようだが、「2時間15分イッキ突っ走り」は昨日と同じ。二日を終えてみたら、結構疲れ果てました。
 打ち上げではEPOさんの子供の頃の同級生の皆さんといっしょになって、昔のEPOさんのことを、いろいろ伺った。スポーツ万能で、大抵のことは男子よりもよく出来ていたのだとか。でも、聞いていると、基本的に今とあんまり変わらないカンジのようで、ちょっと笑ってしまった。

 その中の一人の方に、「私はずっとEPOを見てなかったんだけど、メディアなんかで時々見かけていて、ははぁ、「ロハス」とか「ヒーリング」とか、そっち方面の見せ方で商売してるのか、と思ってた。今日、実際のパフォーマンスを見て、EPOが凄く足を地に付けて悩んだり苦しんだりしながら凄い活動をしてきていたことがわかって、そういう軽はずみな受け取り方をしていたことを申し訳無く思った」という旨のご意見を伺った。
 このハナシ、難しいですね。僕らの音楽は、社会に放たれた段階で「商品」になる。商品であるからには、好むと好まざるとに関わらず「レッテル」を貼られざるを得ない。で、しばしばそのレッテルは、一人歩きをする。EPOさんの場合、上記のキーワード以外にも「エコ」だとか「オーガニック」だとか、本人が言ったかどうかもわからないことまでも、その、ごく表面的なイメージから、レッテルに加えられているように思う。でもって、それらの言葉は、現在において、もの凄く「商業的」じゃないですか。
 「××の見せ方で商売」するのは当たり前のことだから、それには気をつけなきゃ、というのが、今や「手練れの賢い消費者」の常識だ。EPOさんは「正直過ぎる」人なので、今自分の思っていること、興味のあることをストレートにパフォーマンスに反映させる。場合によって、それは「商業的キーワード」に抵触することもあろう。その上に表面的イメージが重なって作り上げられた商業的な「アイコン」が、「そういう商売をやってるなら、どうせ」というような、実質的なEPOさんを知るための妨げになりかねない働きを、まだ見ぬ、もしかしたらEPOさんの音楽を好きになってくれるかもしれない人達に対して、する、という、何だか残念な「仕組み」の存在を感じる。それを越えるには、実際に円形劇場に来てもらうしか無いのである。どうすればいいのか。

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7月7日(火)
 
 
青山円形劇場にでEPO「AQUA NOME」レコ発コンサート初日

 なかなか面白かった。この会場は今まで何度か出演しているが、360度全部を客席にしつらえたのは、初めて。会場の中心の円形のステージ上では、EPOさんを囲むようにメンバーが内側を向いて座る。一番自分に近いお客さんには背を向けて、ステージ越しのお客さんの方を向いているワケである。更に、位置についてから気がついたのだが、自分の演奏で歌うEPOさんを正面から見たのは、17年のつきあいで初めてかも。「EPOさんって、凄いんだなあ」という、今更に間抜けな感想を持ちつつの演奏であった。
 演奏は、全員凄いテンション。最初の1時間が20分ぐらいにしか感じられなかった、とは、メンバー全員の感想。トータル2時間15分のライブを、イッキに駆け抜けたカンジでした。
 
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7月5日(日)
 
 
福島「空カフェ」にて、コーコーヤライブ

 昼の新幹線で福島へ移動。本日は福島市郊外の「びっき沼」の畔、「空カフェ」でのライブ。
 「空カフェ」は、福島駅から車で30分ぐらいの、山の中にあるカフェ。もともと山で作業をしていた人達が寝泊まりするために作っていた家(結構大きくて、小学校の分校ぐらいはありそう)であったのを、カフェと集会場みたいなスペースに改装。前庭もきれいに整備して、道の向こうには「びっき沼」が広がる、という、とても気持ちのいいロケーション。そこに、いろいろな出店が出ている。福島における我が「憩いの場」、レストラン「カサデサカ」も出店を出していて、シェフIさんからはロハで「試食接待」を受ける。ありがたいねえ。
 ライブ会場は、カフェではなくて畳の集会場の方。ゆったりと埋まった客席には吉田慶子さんの姿も。演奏は暗くなる前に、つつがなく終了。イイ場所、イイ人達、イイ食べ物、に囲まれて、ほっこりした気分の一日をすごすことが出来た。福島に、また来たい場所がひとつ増えた。

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7月4日(土)
 
 
山形NOISY DUCKにて、コーコーヤライブ

 ご縁のある山形ブラジル音楽普及協会Iさん主催のライブ。名古屋から長駆新幹線を乗り継いで、3時過ぎに会場入り。そそくさとサウンドチェックとリハを終えたら、もうすぐに本番の時間に。

 ギタリストにとって、毎日演奏やらリハやらが続くと、爪の形を整えるのに結構苦労する。あんまりシロートさんには語られない部分だが、特に僕のような、爪を直接使う奏法のギタリストにとって、爪は楽器の一部。微妙な形の違いで、凄く弾きにくくなったりやたら快適になったりするのである。
 マメな性格の人は(でもってギタリストには、結構マメ、というか、オタクな性質の人が多いのだが)ヤスリで毎日少しずつ削ってベストの状態を維持しているようだが、僕はズボラなので、「あ、伸びてきた」と思ったら、爪切りで切っておおまかに形を整え、あとは紙ヤスリをかけて済ませてしまう。
 今日も、実はリハ中に若干の違和感を感じたので、急遽爪の形を修正して本番に臨んだのだが、1曲目のイントロでいきなり大空振りしてしまった。お客様で気づかれた方は、もしかしたら余りおられなかったかもしれないが(え?みんなわかってた?)、こういう時って、一瞬、凄い落ち込むのです。幸いすぐに立ち直れたけど。
 爪については語り出すといろいろあって、ギタリスト同士でもよく意見交換をすることがあるが、長くなりそうなので、今日はオシマイ。演奏後は、名料理人鄭さんのいる「台湾好吃」へ。料理ヨシ。持ち込みのお酒も全てヨシ。オワリよければ、全てヨシ。

1246987580.jpeg 検尿ではありません。

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7月3日(金)
 
 
名古屋の「AサインバーKOZA」にて桑江知子さんとデュオライブ

「月詠み旅」と銘打って5年前から始めたデュオライブも、既に49回を数えるに至った(らしい)。その間に2枚のアルバムのプロデュースもさせていただき、内容の充実した活動になったと自負している。今日も、フルサイズのライブとしては少し間が開いていたのだが、最初から集中度の高いパフォーマンスとなった。
 ところで、「はぁ?」と思われる方もいるかもしれないが、桑江さんの伴奏をしていて時々想起するのが、かの故エリゼッチ・カルドーゾのことである。 

 エリゼッチは、「歌うブラジル大使」と謳われた人であったが、決して「サンバの人」でも「ボサノヴァの人」でもなく、一言で言えば「歌謡曲」歌手だったのではないかと思う。今で言う「MPB」のハシリ、という解釈もあるけど、内容を考えると「歌謡曲」というのが、日本人の僕には、一番シックリ来る。「古今のイイ曲を、普通に歌います。でも、それがとてもいい」というタイプとでも言おうか・・。
 桑江さんの歌を聴いていて、最近何故かエリゼッチとのことを思い出す。桑江さんも、「沖縄民謡の人」でも「ポップスの人」でも無いが、例えば「なだそうそう」みたいな一種の歌謡曲を、聞くモノ達を自然に黙らせて静かに聞き入らせるような説得力でもって、さらりと歌う。今日も、もしエリゼッチがご存命で、伴奏させてもらう機会があったら、こんな気持ちかも、と思いつつ、演奏させてもらっていたのでした。
 
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7月1日(水)
 
 
EPO「アクアノーム」リハ。

 今月7日8日の青山円形劇場の「アクアノーム」レコ発ライブのリハを、下北沢のスタジオにて。このグループも10年やっての「ファーストアルバム」リリースですからね・・。こういうタームで音楽活動をしているユニットは、日本では希だと思うのだが、本来音楽活動というものは、その活動をしている人達の「生理」の反映なんだから、いろいろな形があっていいのだと思う。平均年齢が50に近いグループの「デビュー」というのも、なかなか珍しい。というワケで、今日は手許に届いたジャケットを皆様にも見ていただこうと思います。なかなか、でしょ。

1246467603.jpeg 「AQUA NOME」/EPO

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