Wica
(TOCT-6679)

ジョゼ・ピニェイロのグループのコンサートのリハで、ゲストとして歌うことになったEPOさんと初めてお会いしました。それからしばらく経った頃にはEPOさんのレコーディングを手伝い、ショーロ・クラブとしても彼女のライブのサポートをやるようになり、更に何本やったかわからない程のデュオでのライブ等々、気が付けば既に15年に渡るおつきあいです。
 このアルバムは、EPOさんの音楽にとってのターニングポイントにあたる一枚であり、同時に笹子にとってもEPOさんとの出会いを記念する、最重要作品です。その後のEPOさんの活動の原点に当たる音楽世界を持ち、また最近の若いアーティスト達の中にも、このアルバムを「聖典」のように思っている人が少なくないようです。
 惜しむらくは、ちょっと早すぎた、ということ。何が行われているか、スタッフもレコード会社も、よくわかっていなかったんじゃないでしょうか。ちょっと残念でもあります。